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限りなく横に広がり、繋がり続けていくこと

先週4月13日は、大塚Welcome backで、私のcome back10周年記念・第1回目のライブがありました。

あいにくの天気にもかかわらず、満員のお客様にお越し頂き、本当にありがとうございました。
お陰様で初めてお越し頂いた方からは、「感動して鳥肌が立った!」とか、「とにかく楽しかった~!」とかの他に、カムバック間もない頃からお越しくださっている常連の方からも「10周年にふさわしい、今迄で最高のライブだった。」と、有難くも嬉しいお言葉を頂きました。

実は 今回は、Go To A-Dayでの新曲は5曲もありましたが、3人ならではの音作りが益々充実してきたようで、
手前味噌ながら、オリジナルとカヴァー曲の、バラエティに富んだ選曲とアレンジもお楽しみいただけたのではないかと思います。ホセさんの、カントリーからブルース、そしてビートルズまで、グイグイ惹きつけるギターと、ご機嫌なハープ。ハナコさんの、寄り添うようなコーラスと華麗なるパーカッション。いつも温かいハートでサポートしてくれる頼もしい仲間達ですが、今回も、今迄以上にハートフルな演奏を聴かせてくれました。ありがとう!

それから、10年前のカムバックライブを観てくれて以来、仕事の合間を縫ってステージサポートに来てくださるヘアメイクのヤイさん。今回もキラキラ素敵なヘアメイクを、ありがとう!
そしてなんといっても、恒例となってきたお客様の、手拍子やコール&レスポンスが、大いに会場を盛り上げてくれました。本当にありがとうございました!翌日は、私の誕生日でもあり、思いがけず、会場の皆様にもお祝いしていただき、いっそう思い出深いライブになりました。

振り返れば、当初は不安だらけの毎日で、これが最後のライブになるかもと、毎回思っていたものです。長い間眠っていた何かが覚醒するのを感じつつも、自分が何処にいるのかさえ分からなくなる時もありました。
倒れないように、ただ足を前に出し続けていると、その片足分の地ベタだけが、その時の自分の居場所だったような気がします。
そんな五里霧中の中でさえ、足元には、いつも片足分の大地があり、それを踏む事を許してくれた音楽の神様に感謝です。一度は意識的に遠ざけていた音楽ですが、戻ってきてみると、前は見えなかったものが見えてきたり、聴こえてきたり。

平和への思いで音楽を発信する事は、本来の音楽のあり方かもしれませんが、カムバック当時に「世界中の武器を花と楽器に」と意識した事で、それまで以上に様々な問題を身近に感じるようになりました。

ちょうど5年前に東北大震災と福島原発事故があり、Go To A-Dayのメンバーが初めて揃って演奏したのも、翌年の「福島の子ども達へ」というチャリティーライブの時でした。その時に、「福島の子ども達からの手紙」と、福島在住の武藤類子さんの「福島からあなたへ」の2冊の本の中から、それぞれ一部をご紹介させていただきました。
ある小学校3年生の男の子の手紙は、鉛筆で書いたユニホーム姿のイラスト付で掲載されていました。
4年前のライブでは、絵は紹介できなかったのですが、手紙には、こう綴られていました。

「僕は、しょう来サッカー日本だいひょうになりたいです。
いつになったら ほうしゃのうはなくなりますか?
僕は大人になれますか?早く外であそびたいです。
家ぞくが はなれてくらすのもいやです。
友だちと はなれるのもいやです。
どうか僕たちをたすけてください。
2011・7・7」

この手紙を書いた男の子は、今年中学2年生のはずですが、
つい先日、福島の元新聞記者で現在フリーランスのジャーナリストから、福島の子ども達の甲状腺がんの数が著しく増え始めたと聞きました。
この男の子が、今は放射能のない場所で、元気にサッカーの練習をしている事を、ただただ心から祈るばかりです。
今更ですが、私は いったい何をしているのだろうと、震える思いで もう一度、この本を読みました。

まるで猛省を促すように、
私のライブの翌日、ちょうど私の誕生日に、今度は熊本でも東北と同じ大きさの大地震が起きました。
それは、まだ収まることはなく、余震がまだ続いているようです。
熊本には3ヶ月だけですが居住してラジオの仕事をさせていただいた事もあり、特別な思いがありますが、
被災された方達には、本当に心からお見舞いを申し上げます。
どうかどうか一日も早く、安全で安心な生活が戻りますように。

お気付きの方も多いかと思いますが、熊本の下にある活断層の先には川内原発があります。
反対側の先には四国の伊方原発も。
決して断定したり、押し付けたりするつもりはありませんが、
つい先日の講演会で聞いた、作家でジャーナリストの広瀬隆さんや、
元京都大学原子力原子炉実験所助教授の小出裕章さん達の話によると、
想像以上の深刻な事が起こっていることは間違いなさそうです。

これ以上、子ども達の夢を奪うような事は、
私達大人は してはいけないのではないでしょうか。

実は先週のライブでは、武藤さんの伝説のスピーチの一部を、
改めてご紹介させて頂きました。

「~福島からあなたへ~」

私達とつながってください。

原発をなお勧めようとする力が、
垂直にそびえる壁ならば、
限りなく横に広がり、
つながり続けていく事が、
私達の力です。

私達一人ひとりの背負っていかなくてはならない荷物が
途方もなく重く、
道のりがどんなに過酷であっても、
目をそらさずに支えあい、
軽やかにほがらかに、
生き延びていきましょう。」

いよいよ本当に、東も西も、北も南も、それぞれの場所で起こっている事から目をそらさずに支えあい、
一人ひとりが全力で、しかも軽やかに、ほがらかに 繋がっていく事で、
垂直にそびえ立つ巨大な社会の壁にも立ち向かう事ができると、改めて思い起す事が出来ました。
きっと未来は変えられると思います。
正に今、変わっているところではないかと。
私も、地に足をつけながら気持ちを同じくして、繋がりたいと思います。

これ以上、被害が出ない事を心から祈りつつ。
そして、子ども達の夢が叶う事を願いながら。


★2016年7月7日(木)Welcome back

石橋和子&Go To A-Day~七夕の夜に~

出演:石橋和子(P.Vo)
   ホセ有海(G.Vo)
   加藤華子(Per.Vo)
      
時間:18:30 開場 19:00開演
入場料:¥3500 ・ドリンク別
(music charge¥3000+table charge¥500)

場所:大塚Welcome back http://www/welcomeback.jp
東京都豊島区南大塚 3-44-11フサカビルB1
Tel &Fax: 03-5957-5141  E-mail: entry@welcomeback.jp


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